2024年11月15日
はちみつ容器が液だれしてしまうと、良い製品であったとしても消費者にとっては不便に感じることがあります。
はちみつ容器を液だれさせないためには、適切な容器を採用することが重要です。
今回は、液だれしないはちみつ容器の選び方を紹介します。
選び方や適している容器について事前に理解し、消費者に喜ばれる液だれしないはちみつ容器を採用しましょう。
液だれしないはちみつ容器を選ぶ際は、4つのポイントに注目しましょう。
以下では、各ポイントについて解説します。
液だれしないはちみつ容器を選ぶ際は、素材に注目することが重要です。
例えば、ガラス製のはちみつ容器であれば、見た目がおしゃれでニオイ移りしにくいメリットがあります。
一方でプラスチック製は量を調節しやすく、落としても割れにくいことからはちみつ容器として採用されるケースことが多いです。
ただし、プラスチック製は熱に弱い製品もあるため注意が必要です。
また、ガラス製はすっきりした見た目で保温性にも優れていますが、割れやすいためはちみつ容器としては不向きでしょう。
各特徴を踏まえて、最適なはちみつ容器を選ぶことが重要です。
トンガリキャップタイプのはちみつ容器は、液だれを防ぐのに最適です。
トンガリキャップは、使用後にはちみつがあふれ出ないように設計されており、はちみつが容器の口やテーブルにこぼれるのを防ぎます。
液だれを防ぐだけでなく、粘度の高いはちみつを入れても液切れが良いのが特徴です。
液だれがしにくいはちみつ容器のキャップには、他に逆止弁付きのものもあります。
液だれしないはちみつ容器を選ぶ際は、用途に応じて容量を選びましょう。
用途に合わせて適切なサイズを採用することで、顧客が使う場合は利便性が向上し満足度の向上が図れるほか、業務用として使うのであれば業務効率の上昇につながります。
例えば、パンケーキやヨーグルトを食べる用に食卓で使うなら200ml程度、調理時にたくさんのはちみつを使うなら300ml以上の容器がおすすめです。
少ない容量のみ、あるいは多い容量のみを販売するのは、顧客の選択肢を減らしてしまい、購買意欲を低下させる可能性もあるため注意しましょう。
液だれしないはちみつ容器は、保存環境を考慮して選びましょう。
はちみつは、基本的には一度に使い切れるものではありません。ターゲットとする消費者がどのように保存するかを考慮して選ぶことが大切です。
例えば、製菓店など業務用で使うなら、大量に使うことが想定され減るのも早いと考えられますので、1kg以上入る取っ手付きの容器がよいでしょう。一方卓上で顧客が使うなら、店舗への採光の観点から日に当たる可能性もあり、空気に触れる回数も多いはずです。そのため100〜500mlほどの小さめの容器にして、早く使い切れるようにするとよいでしょう。
はちみつ容器が液だれしまったら、直接水で洗い流しましょう。
例えば、ティッシュでベタつきを取ろうとしても、はちみつは粘着性が高いため効果は期待できません。
また、水にぬらしたタオルを使用しても、ベタつきは完全に取れないことが一般的です。
しかし、水にさらしてしっかり洗えば、はちみつは簡単に落ちて容器がきれいになります。
また、洗浄後はしっかり乾かしてから使用すれば、再び液だれが発生するのを防げます。
はちみつを保管していると、気付けば液だれしてしまっていたということも珍しくありません。
以下では、液だれしないためのはちみつの4つの保管方法を紹介します。
はちみつは、1年を通して常温で保管しても問題ありません。
特に液だれしない容器で保管している場合、冷蔵・冷凍保存する必要はありません。
例えば、冷蔵庫に入れると温度の変化により、はちみつが白く結晶化しやすくなります。
結晶化してしまうと使用しにくくなるだけでなく、見た目も悪くなります。
しかし、結晶化した場合でも湯煎でゆっくり温めると、元の滑らかな状態に戻るため心配ありません。
はちみつは湿度が低く風通しが良い場所で保存しましょう。
はちみつは腐りにくいのが特徴ですが、水分が混ざると保存力が低下し、品質が劣化します。
はちみつが腐らないのは糖度が高く水分量が少ないためです。
しかし、湿度が高い場所に置いていると湿気によって水分量が増えたり、保存状態が悪いと雑菌が混入したりして腐る可能性もあります。
特に、液だれしないはちみつ容器は、蓋をしっかり閉めることで外部からの水分侵入を防げます。
はちみつを保管する際は、直射日光の当たらない場所に保存しましょう。
はちみつは光や熱に弱く、直射日光に当たると栄養価が減少し、保存力も低下してしまう可能性があります。
はちみつには多くのビタミンやミネラル、酵素が含まれていますが、それらの成分は高温や紫外線により分解されやすいです。
そのため、はちみつを保管する際は、キッチンの戸棚や冷暗所などの直射日光の当たらない場保に置くと、風味や栄養を長期間維持できます。
液だれしないようにはちみつを保管するためには、振動がない場所を選ぶことが重要です。
振動は、はちみつの結晶化を進めるため、振動が少ない環境での保管が推奨されています。
例えば冷蔵庫や電子レンジの上などは、日常的に振動が発生するため、はちみつの保管場所としては適していません。
はちみつを保管する際は、静かで安定した場所を選ぶようにしましょう。
斎藤容器で液だれしないおすすめのはちみつ容器を3つご紹介します。
他にも多くの容器を取り扱っているため、ぜひお問い合わせください。
ポリプロピレン製のチューブ型のはちみつ容器は、使いやすいことが特徴です。
軽量で耐久性にも優れているため、持ち運び用としての販売もできます。
また、ポリプロピレンは食品安全性が高く、はちみつの風味を長く保てます。
さらに、チューブ型は液だれしにくいため、使いたい量を簡単に調節できるでしょう。
容量(ml) |
194.0 |
重量(g) |
14.0 |
直径×幅(mm) |
48.3×64.1 |
高さ(mm) |
122.8 |
入数 |
300 |
口部サイズ |
MSワンタッチ/新トンガリ |
材質/色 |
PP/ナチュラル |
円すい型のチューブはちみつ容器は、使いやすさと保存のしやすさが特徴です。
先端が細く、液だれがしにくい設計であるため、必要な量を正確に取り出せます。
また、円すい型であるため安定性が高く収納もしやすいでしょう。
容量(ml) |
160.0 |
重量(g) |
16.0 |
直径×幅(mm) |
37.0×76.3 |
高さ(mm) |
125.2 |
入数 |
440 |
口部サイズ |
MSワンタッチ/新トンガリ |
材質/色 |
PP/ナチュラル |
ガラス製の6角広口瓶のはちみつ容器で、使いやすさが特徴です。
広口であるためスプーンやスティックで簡単に取り出せ、液だれする心配もありません。
ガラス製であるため、はちみつの鮮度を保ちながら中身の量もひと目で確認できます。もしはちみつが結晶化してしまった場合でも、キャップを外してから湯せんにかけることが出来ます。湯せんの際は中に水分が入らないように注意してください。
容量(ml) |
150.0 |
重量(g) |
140.0 |
直径×幅(mm) |
54.0×60.4 |
高さ(mm) |
87.5 |
入数 |
80 |
口部サイズ |
53ツイスト |
材質/色 |
ガラス/透明 |
斎藤容器では、液だれしないはちみつ容器を提供しているだけでなく、はちみつ容器のパッケージのご提案も可能です。
商品開発や企画立案から提案まで全てサポートしており、ニーズに合わせて最適なパッケージをご提案します。
はちみつの容器だけでなく、ラベル・箱・印刷などパッケージでお困りの場合も、ぜひ斎藤容器にお任せください。
液だれしないはちみつ容器を採用するためには、選び方が非常に重要です。
また、保管方法にも注意が必要ですが、最適なはちみつ容器を選べば液だれを防ぐだけでなくはちみつの品質を維持することもできます。
斎藤容器では、液だれしないはちみつ容器を豊富に取り扱っております。
また、はちみつ容器のパッケージについてのご相談も承っていますので、ぜひご相談ください。
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