スクリュー式広口キャップとは？どんな種類がある？長所や短所を紹介

2025年01月15日

スクリュー式広口キャップとは容器の口が広く、ネジ式で開閉できる蓋のことです。主に食品、化粧品、医薬品業界で広く使用されており、その種類は多岐にわたります。

長所としては開閉が容易で繰り返し使用可能なこと、内容物の取り出しやすさ、密封性の高さが挙げられます。

これにより、製品の鮮度保持や品質維持ができ、消費者の利便性も向上させることが可能です。この記事ではスクリュー式広口キャップの特徴や種類、メリットやデメリットを紹介します。

スクリュー式広口キャップとは

スクリュー式広口キャップの特徴や、ツイスト式広口キャップとの違いを詳しく解説します。

スクリューキャップの特徴

スクリューキャップは、瓶詰め製品に広く利用されるネジ式の広口キャップです。側面に切られたネジ構造で、くるくる回転させることで簡単に開閉できます。

主に常温充填に適しており、食料品全般、特にジャム、つくだ煮、蜂蜜などの製品に多く使用されています。密封性に優れており、熱殺菌処理も可能です。

また、脱気を行わない場合、一部のツイストキャップよりもスクリューキャップのほうが密封性が高いです。この特性により、内容物の鮮度保持や品質維持ができ、長期保存が必要な製品にも適しています。

スクリューキャップは、使いやすさと高い機能性を併せ持っており、食品包装業界で大きな役割を担っているキャップといえるでしょう。

ツイスト式広口キャップとの違い

スクリュー式広口キャップとツイスト式広口キャップは、それぞれ独自の特徴を持っています。

ツイストキャップは手で簡単に開閉できるため、特に日常使いにおいて優れた利便性を提供します。またキャップ自体の全高が低く、瓶の外観がすっきりとするため、製品の見た目の魅力を高めてくれるでしょう。

一方スクリューキャップは、脱気をしない場合、一部のツイストキャップよりも密封性が高いのが特徴です。

ツイストキャップはスクリュータイプの瓶には対応できません。製品の特性や用途に応じて適切なキャップを選択することが重要です。両タイプのキャップは、それぞれの長所を生かして幅広い製品に使用されています。

スクリュー式広口キャップの長所・短所

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スクリュー式広口キャップには、それぞれ長所や短所があります。利用する際はメリットやデメリットを踏まえた上で検討しましょう。

スクリュー式広口キャップの長所

スクリュー式広口キャップの最大の長所は、高い密封性があり、内容物の酸化を効果的に防げることです。これにより、製品の鮮度や品質を長期間維持でき、液漏れや変質のリスクも大幅に低減されます。

さらに、スクリュー式キャップには多様な形状、サイズ、素材があるため、さまざまな製品や業界のニーズに柔軟に対応できます。

また、キャッピング工程においてもミスやトラブルが起こりにくいという利点があり、生産効率の向上と品質管理の簡素化に貢献できるでしょう。これらの特性により、スクリュー式広口キャップは食品、化粧品、医薬品など幅広い産業で多く使用されています。

スクリュー式広口キャップの短所

日常的な使用においては、ツイストキャップに比べて開閉がやや面倒だと感じる消費者もいます。特に、頻繁に開閉する必要がある製品では、この点が不便に感じられることがあるかもしれません。

さらに、スクリュー式キャップに対応するガラス瓶のバリエーションは、ツイスト瓶に比べると少ないという制限もあります。

スクリュー式広口キャップの主な種類

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スクリュー式広口キャップには、金属やふりかけキャップ、Sスパイスヒンジなど、多様な種類があります。斎藤容器には、上記以外にも調味料、樹脂、金冠などがあり、用途に合わせたキャップをご用意できます。

金属

金属製のスクリュー式広口キャップは、包装業界で長年使用されてきたオーソドックスなタイプです。シンプルでスッキリとしたデザインで、洗練された印象を与えます。

特に蜂蜜やつくだ煮などの食品製品に適しており、昔ながらの伝統的な魅力を感じることができます。また、金属の質感は高級感を演出し、製品の価値を視覚的に高めるでしょう。リサイクル可能な素材であることも人気です。

ふりかけキャップ

スクリュー式広口キャップの中でも、ふりかけキャップは特に使い勝手の良い製品としておすすめです。斎藤容器のふりかけキャップはネジ式の樹脂製で、上部に4つのふりかけ穴が開いています。

最大の利点は、片手で簡単に開閉できるヒンジ仕様を採用していることです。これにより、調理中や食事中でも、片手で容器を持ちながら素早く開閉できるため、ユーザーの利便性が大幅に向上します。

ふりかけ穴の設計により、内容物を均一に振りかけることができ、調味料や粉末製品の使用に最適です。

Sスパイスヒンジ

斎藤容器のSスパイスヒンジはネジ式の樹脂製で、上部に1つの穴が開いているのが特徴です。ふりかけキャップと同様、片手で簡単に開閉できるヒンジ仕様を採用しています。スパイスや調味料を適量にコントロールしながら使え、過剰な使用や無駄を防ぎます。

斎藤容器のおすすめスクリュー式広口キャップを紹介

斎藤容器がおすすめするスクリュー式広口キャップを3つご紹介します。

エスジェー200NN

エスジェー200NNは、ガラス製の六角形瓶です。容量は207mlで、重量は172gと比較的軽量です。コンパクトながらも容量が多いため、ジャムやつくだ煮などに活用できます。

容量（ml）	207.0
重量（g）	172.0
幅・直径（mm）	62.0×69.0
高さ（mm）	97.7
入数	60
口部サイズ	56ネジ/P-60
材質/色	ガラス/透明

華-800

華-800は、ネジ口タイプの楕円形のガラス瓶で、左右に斜め格子模様が施された珍しいデザインが特徴です。クルクルと回して締めるキャップにより、使いやすさと密封性を兼ね備えています。蜂蜜やフルーツソースなどの食品から、さまざまな雑貨まで幅広い用途に適しています。

容量（ml）	638.0
重量（g）	475.0
直径×幅（mm）	59.5×107.0
高さ（mm）	187.0
入数	24
口部サイズ	70ネジ/P-75
材質/色	ガラス/透明

PPS-300g

PPS-300gは、環境に配慮したバイオマス高濃度ポリエチレンを10％配合したPP材質の樹脂容器です。ネジ口タイプで、トンガリキャップ付きです。湯せん可能で蜂蜜の結晶化に対応し、スクイズ性も備えています。蜂蜜、シロップ、液体シュガーなどに最適です。

容量（ml）	255.0
重量（g）	18.0
幅・直径（mm）	56.5
高さ（mm）	116.8
入数	380
口部サイズ	ケアトンガリネジ
材質/色	PP・グリーンPE/ナチュラル

まとめ

容器の選定において、目的に適したキャップと瓶の組み合わせは製品の品質と魅力を左右する重要な要素です。

斎藤容器は、スクリュー式広口キャップから特殊デザインの瓶、環境配慮型の樹脂容器まで、多様なニーズに対応する幅広い商品ラインナップを提供しています。お客様の製品価値を高め、競争力を強化する最適な商品をお探しいただけます。一度当社までお気軽にご相談ください。