2024年11月01日
化粧品の容器としてスポイトボトルがよく選ばれていますが、どのような理由で選ばれているかご存知でしょうか。
正確な量を塗布できる以外にも、スポイトボトルが選ばれる明確な理由があります。
そこで今回は、化粧品の容器にスポイトボトルが選ばれている理由について紹介します。使用例についても紹介しているためぜひ最後までご覧ください。
化粧品の容器にスポイトボトルが選ばれる理由は主に3つあります。
・正確な量を塗布できるから
・清潔な状態を維持できるから
・使いやすいから
消費者により良い製品を届けるためにも、知っておいて損はないポイントです。化粧品の容器にスポイトボトルを採用する前に、まずは選ばれる理由について理解しておきましょう。
スポイトボトルは、適切な量を一度に塗布できることから化粧品のボトルとして使用されることが多々あります。
スポイトはピンポイントで必要な量を取り出すことができるため、適切な量を塗布する必要がある化粧品においては利便性が高いです。
特に、美容液やオイルなど少量でも高い効果を発揮する製品において、過度な使用を防ぐこともできます。
スポイトボトルが化粧品の容器として選ばれる理由として、清潔な状態を維持できることも大きなポイントです。
スポイトを使用することで、手や指が直接製品に触れることなく、必要な量だけを取り出せます。
スポイトを使用すれば製品への雑菌の侵入を防げるため、衛生面でも安心感があります。
使いやすさも化粧品の容器にスポイトボトルが選ばれる理由です。
スポイトボトルは使用方法が簡単で、手間なく適量取り出すことが可能です。
特に液体状の化粧品や高粘度の製品では、他のボトルよりも適しているでしょう。
使いやすさと効率性を重視する場合であれば、スポイトボトルの採用がおすすめです。
化粧品において、スポイトボトルをどのように使用するのかイメージできない方もいらっしゃるでしょう。
化粧品におけるスポイトボトルの使用例は大きく分けて2つです。
・化粧水や美容液
・特定の部位へのケア
以下では、スポイトボトルの使用例について解説します。
スポイトボトルは、化粧水や美容液を保管する際に使用されることが多くあります。
スポイトを使用することで指定の量を正確に取り出し、肌に均一に塗布できます。
また、使用後はすぐに蓋を閉めることで酸化を防ぎ、成分の効果を長期間保てるところも利点です。
スポイトボトルを化粧水や美容液の保管に採用することで、化粧品をより衛生的かつ効果的に使用できるでしょう。
スポイトボトルは、特定の部位へのケアにも最適です。
例えば、シミやくすみが気になる部分に直接塗布できるため、効果的にスキンケアができるでしょう。
スポイトボトルは製品を均一に乗せやすく、目立った部分への集中ケアや特定の肌トラブルにも対応しやすいです。
そのため、多くの化粧品ブランドでもスポイトボトルが採用されています。
スポイトボトルには、メリットだけでなくデメリットも存在します。
スポイトボトルのデメリットは主に3つです。
・最後まで使用することが難しい
・液体の粘度に制限がある
・環境への配慮が難しい
スポイトボトルは、最後の少量を取り出しづらく、完全に使い切るのが難しいことがデメリットに挙げられます。
特に粘度の高い液体の場合、底に残った分をうまく吸い上げられないことがあります。
しかし、少量の液体が残ることで、使い切ったと思ったときに少しだけ必要な場合があれば役に立つでしょう。
また、スポイトボトルを使用する際に残量が見えていれば早めのタイミングで補充できるため、適切に在庫管理できる点でもメリットになり得ます。
最後まで使用することが難しい反面、衛生面においては良い効果を得られるでしょう。
スポイトボトルは、液体の粘度に制限があることもデメリットに挙げられます。
特に粘度が高い美容液などの場合、スポイトが詰まってしまう可能性があるでしょう。
しかし、粘度の高い液体を無理にスポイトボトルに使用するのではなく、適切な液体と適切なボトルに使用すればより快適に使用できるはずです。
粘度も適度な液体をスポイトボトルに採用すれば、効果的かつ効率的に使用できるのではないでしょうか。
プラスチック製のスポイトボトルは、環境への配慮が難しいことが懸念されています。
プラスチックは再利用やリサイクルが困難な場合もあり、廃棄されたボトルが環境に悪影響を及ぼす恐れがあります。
特に、海洋汚染や土壌汚染などの問題が指摘されており、プラスチック廃棄物は生態系にも深刻な影響を与えてしまうのです。
しかし、近年ではより環境に優しい素材やリサイクル可能なボトルも増加しているため、以前ほど深刻な問題には発展していません。
そのため、スポイトボトルを採用する際は環境に優しいかどうかも考慮するとよいでしょう。
斎藤容器でおすすめのスポイトボトルを3種類ご紹介します。
・茶角30スポイト
・茶角10スポイト
・エムボトルNo.60(コバルト)
以下では、各スポイトボトルの特徴について解説します。
茶色のガラス製のスポイトボトルは、化粧品関係でも多く使用されています。
特に美容液やフェイスオイルなどの保管に適しています。
茶色のガラスは紫外線を遮断し、中身の品質を保つためにも有効です。またスポイトで適量を取り出せるため、使用量をコントロールしやすく、衛生的です。
容量(ml) |
30.0 |
重量(g) |
97.3 |
直径(mm) |
36.3 |
高さ(mm) |
75.0 |
入数 |
24 |
口部サイズ |
No.40 |
材質/色 |
ガラス/ブラウン |
上記と同様に茶色のガラス製のスポイトボトルですが、内容量が10mlと少ないことが特徴です。
具体的には、エッセンシャルオイルやセラム、美容液などの高濃度スキンケア製品のサンプル容器として使用されることが多くあります。
茶色のガラスは紫外線を遮断することにより、製品の品質保持に最適です。
また、スポイト付きであるため、少しずつ精密に液体を取り出せる点も魅力でしょう。
容量(ml) |
10.0 |
重量(g) |
45.2 |
直径(mm) |
32.0 |
高さ(mm) |
47.0 |
入数 |
24 |
口部サイズ |
No.23 |
材質/色 |
ガラス/ブラウン |
青色のガラス製のスポイトボトルです。
化粧品やオイルなどの保管に適しており、ついつい使い過ぎてしまいがちな化粧水や美容液なども正確に計量できるでしょう。
ガラス製であるため、洗浄しやすく再利用しやすい点でもメリットです。
容量(ml) |
75 |
重量(g) |
90 |
直径(mm) |
44.2 |
高さ(mm) |
91.3 |
入数 |
120 |
口部サイズ |
No.40 |
材質/色 |
ガラス/コバルト |
スポイトボトルを使用する化粧品は多くあり、それぞれ内容物に合わせて適切な容器を選ぶことが重要です。
また、容器は商品の顔ともなり顧客の購入意欲をかき立てるものであるため、デザイン性も考慮して選択しましょう。
斎藤容器では、スポイトボトルも豊富に取り扱っています。
スポイトボトルの化粧品容器をお探しの方は、ぜひ斎藤容器までお問い合わせください。
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