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知っているようで知らないツイストってなんだろう

ツイスト式広口キャップとは?用途や種類、メリットを紹介

2024年12月30日

ツイスト式広口キャップは、食品や化粧品、医薬品などさまざまな製品に広く使用されているキャップです。その使いやすさと効率性から、消費者と製造業者の双方から高い評価を得ています。

 

 

この記事では、ツイスト式広口キャップの基本的な特徴から、その多様な用途、種類、そして採用することで得られるメリットまでを詳しく解説します。

 

  

■ツイスト式広口キャップの特徴

 

ツイスト式広口キャップの特徴やスクリューキャップとの違いを詳しく解説します。

 

 

ツイストキャップとは

 

ツイストキャップは、主に広口のガラス瓶に使用されます。キャップの内側に「ラグ」と呼ばれる小さな爪が複数配置されているのが特徴です。これらのラグが瓶の口部分とかみ合うことで、簡単な回転動作で確実な密閉を実現します。

 

ツイストキャップは特に食料品業界で広く採用されており、ジャム、つくだ煮、蜂蜜などの保存性と使いやすさが求められる製品に最適です。内容物の鮮度を長期間保ちながら、消費者が簡単に開閉できる点が高く評価されています。

 

 

スクリューキャップとの違い

 

ツイストキャップとスクリューキャップの主な違いは、構造と使用方法にあります。スクリューキャップは側面にネジが切られており、回転させて締める仕組みです。この設計により、キャッピング時のミスによるトラブルが起こりにくいという利点があります。

 

 

 

■ツイスト式広口キャップの種類

 

 

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ツイスト式広口キャップの種類は大きく分けて3つあります。ここではそれぞれの特徴を紹介します。

 

    側面に凹凸のない標準的な「RTS」

    側面に凹凸のある「FAS」

    セーフティボタン付き

 

側面に凹凸のない標準的な「RTS」

 

ツイスト式広口キャップの中で、「RTS」タイプはもっとも標準的かつ広く使用されているタイプです。余計な装飾や複雑な形状を排除しており、見た目がスッキリしているのが特徴です。

 

他のタイプと比較すると、デザイン性は控えめですが、それゆえに幅広い製品に適合し、バリエーションが高いという利点があります。

 

 

側面に凹凸のある「FAS」

 

「FAS」は、側面の凹凸デザインが目を引きます。この凹凸は単なる装飾ではなく、使用者の指に優しくフィットし、より確実なグリップを提供する機能的な要素です。

 

握力の弱い方やぬれた手で使用する際も容易に開閉でき、ユーザビリティが大幅に向上します。また、この独特のデザインは製品の視覚的魅力も高め、店頭での製品の差別化にも一役買うでしょう。

 

 

セーフティボタン付き

 

セーフティボタン付きのツイストキャップは、未開封時にはボタンがへこんでおり、製品の安全性と信頼性を高める設計になっています。開封時には「ポン」という特徴的な音が鳴り、消費者に開封したことを明確に知らせます。

 

セーフティボタン付きのツイスト式広口キャップには、セーフティボタンをRTSに組み合わせた「RSBキャップ」、FASに組み合わせた「FSBキャップ」があります。

 

 

 

■ツイスト式広口キャップのメリット

 

 

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ツイスト式広口キャップのメリットは主に3つ挙げられます。

 

    開閉が簡単で密閉性もある

    多様なデザインがある

    瓶との接触面積が少ない

 

 

開閉が簡単で密閉性もある

 

ツイストキャップの優れた特徴は、使いやすさと高い密閉性です。瓶の内圧が低い状態でも、ひねる動作で容易に開けられます。さらに、加熱殺菌時の内圧低下を利用して密閉性を高めることが可能です。

 

高温充填や殺菌時に上昇した瓶内の圧力が冷却後に低下すると、この圧力差によってキャップが瓶口に強く密着します。これにより確実に密閉ができ、内容物の品質と安全性が長期間保たれます。

 

 

多様なデザインがある

 

ツイスト式広口キャップの口径サイズは43mm、48mm、53mm、58mm、63mm、70mm、82mmなどと幅広く、さまざまな製品ニーズに対応可能です。キャップだけでなく、瓶自体もおしゃれで魅力的なデザインが豊富にそろっています。

 

この多様性により、使用目的に最適なサイズ、素材、デザインの組み合わせを容易に選択できます。結果として、製品の機能性と視覚的魅力を両立させ、市場での差別化を図ることが可能です。

 

 

瓶との接触面積が少ない

 

ツイストキャップはスクリューキャップと比べ、瓶との接触面積が少ないです。

 

例えばジャムを使っていると、瓶の縁やキャップ裏にジャムが付いてしまうことがあるでしょう。ツイスト式であれば、キャップと瓶の接触面積が少ないため、ジャムが固着してキャップが開けにくくなることも少なくなります。

 

 

 

■ツイスト式広口キャップのデメリット

 

ツイスト式広口キャップにはメリットが多数ありますが、いくつか注意すべき点もあります。まず、キャップの巻き締め不足によって、緩みや漏れを引き起こす可能性があり、小径のキャップでは常温での適切な締め付けが困難になることがあるでしょう。

 

また、容器内の空気膨張によってキャップが自然に緩むこともあり、脱気ができていない場合のスクリューキャップと比較すると密閉性がやや劣ります。これらの課題に対処するため、セーフティボタン付きのツイストキャップの使用が推奨されます。

 

なお、セーフティボタン付きのキャップを使用する際は、真空キャッパーの利用が前提となります。真空キャッパーを使用することで、より確実な密閉が可能となり、製品の品質と安全性を高いレベルで維持できるでしょう。

 

 

 

■斎藤容器のおすすめツイスト式広口キャップ・容器を紹介

 

ここでは斎藤容器で販売しているツイスト式広口キャップ・容器を3点ご紹介いたします。

 

 

UT-185ST

 

UT-185STは、使いやすさを追求した八角形のガラス瓶です。クイックオープン性の高いツイストタイプで、広口設計により充填や内容物の取り出しが容易です。ジャム、蜂蜜、ペースト、つくだ煮から雑貨まで幅広い用途に適しており、独特な形状と機能性で製品の魅力を引き立てます。

 

 

容量(ml)/OF

188.0

重量(g)

145.0

直径×幅(mm)

65.8×70.1

高さ(mm)

74.5

入数

70

口部サイズ

63ツイスト

材質/色

ガラス/透明

 

 

KS-300

 

KS-300は、ぽってりとした丸みのあるフォルムが特徴で、柔らかな印象を与え、製品に温かみを加えます。ラベル面が比較的狭いため、細めの帯ラベル、ネックタグ、またはキャップ天面ラベルの使用がおすすめです。

 

容量(ml)/

300.0

重量(g)

200.0

直径(mm)

87.5

高さ(mm)

80.0

入数

48

口部サイズ

70ツイスト

材質/色

ガラス/透明

 

 

SZジャム90ST

 

SZジャム90STは、小ぶりながら高級感あふれるデザインが魅力のガラス瓶です。食料品だけでなく雑貨などにも活用でき、幅広い用途に適しています。

 

容量(ml)/OF

90.0

重量(g)

113.0

直径(mm)

47.0

高さ(mm)

76.5

入数

80

口部サイズ

53ツイスト

材質/色

ガラス/透明

 

※商品のスペックの寸法・入数は本体の値でキャップは含みません。

※商品スペックはコラム掲載時の値です。商品の規格・仕様は予告なく変更されることがあります。

※OF(オーバーフロー):容器の口元まで水を入れた満注量のことです。

 

 

 

■まとめ

 

ツイスト式広口キャップは、簡単な回転で開閉でき、多様なサイズとデザインで幅広い製品に対応できます。容器選定の際は、製品の特性や目的に合わせて最適なキャップと瓶の組み合わせを選ぶことが重要です。

 

斎藤容器では、独特のデザインと機能性を持つ多様な商品ラインナップを提供しています。これらの製品は、お客様の製品価値を高めることができます。商品に関してのご要望やご質問などがございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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